なぜETFで「キャピタル×インカム」を狙うのか
投資の目的は、資産の成長(キャピタルゲイン)と安定収入(インカムゲイン)の両立にあります。加えて、成長性のあるETFを選ぶことで、資産価値そのものも上昇しやすく、長期的な資産形成に貢献します。
つまり、インカムを得ながらキャピタルも狙える「二刀流戦略」が可能になるのです。ETFは分散性にも優れており、初心者から中長期投資家まで幅広く活用できる魅力的な選択肢です。
一方で手数料に注意が必要で、一般の投資信託と比べて手数料が割高なものが多いのですので購入の際にはお気を付けください。
本当に効率いいのは手数料の安い投資信託で再投資の設定をすることなので、今回はインカムほしい方向けです。
ポートフォリオ公開
まず私のポートフォリオ公開です
コード | ETF名 | 主な役割 | 分配金利回り | キャピタル成長性 | 決算頻度 |
---|---|---|---|---|---|
1478 | MSCIジャパン高配当 | 日本高配当・安定型 | 約2.8% | 高 | 年2回 |
1615 | 銀行業ETF | 業種特化・高配当 | 約4.0% | 中 | 年1回 |
1655 | S&P500 ETF | 米国市場全体 | 約1.5% | 非常に高 | 年4回 |
1659 | 米国REIT ETF | インカム重視 | 約4.0% | 中 | 年4回 |
2515 | 外国REIT(為替ヘッジなし) | インカム+分散 | 約4.0% | 中 | 年4回 |
2559 | 全世界株式ETF | グローバル分散 | 約1.2% | 高 | 年2回 |
1475 | TOPIX ETF | 日本市場全体 | 約1.8% | 中 | 年2回 |
1489 | 日経高配当50ETF | 高配当+値上がり期待 | 約3.8〜4.5% | 高 | 年4回 |
このポートフォリオだと毎月配当を受けることができ、キャピタルでの上昇も狙えます。各ETFで役割付けとREITも混ぜたりと、分散も意識しています。
ここで、各ETFの配当金(2025/9時点)を見ていきます。
ETF名 | 年間分配金(前回配当額) | 決算回数 | 所有株数 | 年間配当額 |
---|---|---|---|---|
MSCIジャパン高配当 | 52円(1口あたり) | 年2回 | 増配傾向あり | 168株 |
銀行業ETF | 2002円(100口あたり) | 年1回 | 高配当だが業種依存 | 100株 |
S&P500 ETF | 3.4円(1口あたり) | 年2回 | キャピタル重視 | 1006株 |
米国REIT ETF | 76円(年通算)(1口あたり) | 年4回 | インカム強め | 109株 |
外国REIT(為替ヘッジなし) | 1220円(100口あたり) | 年4回 | 高利回り | 230株 |
全世界株式ETF | 177円(1口あたり) | 年2回 | キャピタル重視 | 14株 |
TOPIX ETF | 3.9円(1口あたり) | 年2回 | 安定型 | 1株 |
日経高配当50ETF | 88円(年通算)(1口あたり) | 年4回 | 高配当+増配傾向 | 100株 |
上記ポートフォリオより、月によってばらつきはありますが、年間配当は約11万程になり、月1万ほどの配当収入になります。
私は基本的に配当は再投資にしていますのでどんどん配当金が増えていく計算です。今後継続してポートフォリオや配当金について公表していきたいです。
🎯 インカム+キャピタルを狙うETF戦略
ETF投資の魅力は、単なる配当収入(インカム)だけでなく、値上がり益(キャピタルゲイン)も同時に狙える点にあります。
- インカム担当:1478(高配当日本株)、1615(銀行業)、1659・2515(REIT系)、1489(日経高配当50) → 定期的な分配金で「毎月の収入源」を確保
- キャピタル担当:1655(S&P500)、2559(全世界株式)、1475(TOPIX) → 長期的な値上がりで資産形成を加速
このように役割を分けることで、安定収入と資産成長の両立が可能になります。
まとめ
今後の目標は「毎月10万円の配当収入」を得ること。ETFを中心にインカムとキャピタルの両方を狙うポートフォリオを構築中です。分配月を分散させることで、実質的な毎月配当も実現可能。資産形成と安定収入の両立を目指し、着実に積み上げていきます。
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